5/1の岡山国際のエキシビジョンは台数が4台という非常に淋しい状況でしたが、なんとか開催に漕ぎ着けることができました。西日本で唯一の開催となっているモトレヴォリューションでのニーラーエキシビジョン、火を途絶えさせなかったことだけが幸いです。
6/19に富士スピードウェイでMCFAJ CLUBMAN ROAD RACE Rd.2が開催されました。今回は6台のエントリーです。
前日の練習枠はスケジュールの都合でキャンセルしましたので予選が1年振りの走行となりましたが、計測1周目から自己ベストを更新。流して昨年のベストより良いタイムで周回できるようになっていたのでドライビングスキルは向上したのだと思います。
6周目で2台周回遅れに引っかかりながらも1’55.68を記録、富士スピードウェイのサイドカーコースレコードを更新しました。意外にあっけなく更新しましたがミスや詰まった部分を考慮すると54秒代は今でも出せそうな感じです。
ところが、翌周の最終コーナーを立ち上がったところでエンジンのコンロッドが破断しエンジンブロー、エンジンカバーをしっかり作ってあったためオイルをコース上に飛散させることも怪我をすることも無かったのは幸いでした。
エンジンには大きな穴が開いてしまい修復不能。リタイアせざるを得ませんでした。
原因究明もしなければなりませんが、何しろ1週間後には袖ヶ浦でレースがあります。スペアエンジンはあるものの一部パーツを移植する必要もあり、もし移植するパーツが破損していたら急ぎ手配しなければなりません。
テレワークを活かし翌月曜日の昼休みに急いでエンジンを下ろします。
ジャッキでエンジンを持ち上げフレームを横にずらし分離。
外したら家の中に持ち込んで、仕事が終わってから作業に取り掛かります。
2機のエンジンを並べて確認しながら移植していきます。
幸い移植するパーツに破損はありませんでした。
4年ほど火をいれていないエンジンなので、各所にエンジンオイルを挿しておきました。徹夜まではすることにならず組み上げ完了です。
再び昼休みを使ってフレームに搭載していきます。
無事に始動し安堵。ここまできたら後は通常のルーティンです。
念の為、慣らし前ですがマイクロロンの処理は済ませておきました。
サラリーマンレーサーは資金だけでなく時間や設備でも苦労は多くなります。
「それでも」やる意味を見出せるかはその人次第なのでしょうが、気持ちが続く限りは頑張ろうと思います。
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