4/4(日)に筑波サーキットでMCFAJ CLUBMAN ROADRACEが開幕しました。今年は所謂コロナ禍により例年より少ない年3戦です。たくさん筑波サーキットを走りたい我々にはマイナス要素ですが仕方ありません。
前週に袖ヶ浦フォレストレースウェイでテスト走行し、見直しした吸気系や脚まわりがポジティブな感触だったので、前回の練習から2回しか走行できなかったものの前回-1秒を目指して挑むことにしました。
準備万端で予選というところだったのですが、なんとカウルを固定するピンが予選直前に破損してしまうというトラブルが発生。とても材料を集めて修理できる時間ではなかったため、残った部分を差込みテープで周囲を固定するという最低限の応急処置でコースインすることにしました。
走行に支障があるようならば最低限のタイムだけ出してピットインするつもりだったのですが、幸い大きな支障はなかったため事前の打ち合わせ通りにアタック。タイムが出たであろうタイミングで少し早く予選を終えることにしました。
予選結果は昨年の最終戦-1.1秒の1'05.28、とりあえずの今回の目標はクリアです。
流石にガムテープで固定しただけの修理で決勝を走るわけにはいかないので、サーキット近くのホームセンター開店と同時に駆け込み材料を調達、グラインダーで切ったり削ったりして走行に支障がないレベルに修理しました。
ようやく一息つき、今回もアドバイザーとして来ていただいたteamOZEKI/日本レーシングサイドカー協会会長の大関さんに、最終コーナーで撮影してもらった動画などをみながら修正点を考えていきます。(画質が悪いのはモード選択を間違っていたそうです)
天気は下り坂で予報では夕方から雨だったのですが、レーダーをみると頭上を小さな雨雲がいくつも通過しており、いつ降ってもおかしくはない状況。ただし水溜りができるような雨は降らないと判断しスリックタイヤ一択で決勝に備えました。
決勝前にははっきりと降雨が確認できるような時間もありましたが、路面が滑りそうな濡れ方になることはなく決勝レースがスタート。1周目で6秒以上引き離して今回も独走体制で自分たちのレースを淡々と進めます。
途中パッセンジャーの私が落車しかけるハプニングもありましたが無事に完走、今季もポールトゥウィンでシーズンをスタートすることができました。予選に比べて走りにまとまりがなく、タイムはあまり良くなかったのが残念です。
次戦は4/24(土)に富士スピードウエイで第2戦が行われます。今回残念ながら間に合わなかった新レーシングスーツも投入予定で、まずは2分の壁を破りたいと考えています。
Comments