2021 MCFAJ CLUBMAN ROADRACE 第2戦 富士
- TRS tommy
- 2021年5月7日
- 読了時間: 3分
すこし時間が経ってしまいましたが、4/24(土)にMCFAJ CLUBMAN ROADRACE第2戦が富士スピードウェイにて開催されました。長い間レースがなかったかと思えば4月に2回という変則的なスケジュールです。

例年、土曜日に特別走行枠として30分間の練習走行ができるのですがオリンピック会場になることから年間スケジュールが過密になり昨年は走行できず、今年も開催日が土曜日になったことから走行できませんでしたが天候には恵まれ、やや肌寒いぐらいで乾燥しているという絶好のコンディションとなりました。
今回、開幕戦に間に合わなかった新レーシングスーツのお披露目となりました。
従来のスーツとは違うモデルをベースにしたり新しい機能をもたせたりと、開発を兼ねた制作です。

予選は新スーツもまだ馴染んでいないことから3周程度の慣熟走行を行なってからタイムを上げていく作戦としました。アドバンコーナーで大きく膨らんでしまうミスがあったものの4周目がベストとなり1'58.00、最低限の目標であった2分切りは無事達成しましたがホームストレートでエンジン回転数が上がらず最高速が伸びません。

パッセンジャーは革の表面がまだ滑りやすく少しカウルに食いつきが悪いぐらいで大きな問題はなかったのですが、ドライバーは背中が強く引っ張られるような現象が起きてしまいました。予選後スーツを製作していただいたプライドワンの和田さんと打ち合わせし、決勝に向けてプロテクターの種類を変更したり応急処置を施しました。

この辺りの細かい話は後日まとめたいと思います。
エンジン回転数があがらなくなった原因もスーツ変更にあったようです。
決勝はポールポジションから。

スタートは蹴り出しが悪かった上に1速から2速に上げる時にニュートラルに入ってしまうという大失敗で3位まで落ちるかと思いましたが、ブレーキングでかわしてホールショットを奪い、いつも通り1周目でアドバンテージを築いて独走体制に入りました。


予選タイムの更新を目指していたのですが、ドライバーの足が痺れるというトラブルが発生。ブレーキを踏む感覚がどんどんなくなってしまったらしく、かなり余裕をもったブレーキングにせざるを得なくなり周回ごとにペースを落としていき、最終的にはベストより10秒近く落としてのクルージングとなりましたが2位には50秒以上の差をつけてフィニッシュとなりました。
ミニサイドカーから上がってきた我々ですが、ドライバーのポジション合わせが甘いままタイムを詰めてきたツケが今回出たレースとなりました。
決勝後に我々を指導してくれているteamOZEKIの大関さんから細かいポジション合わせのアドバイスをもらい、プライドワン和田さんとも細かい確認の上でスーツを持ち帰っていただき修正いただくことになりました。
次戦は5/30岡山です、練習走行ができるのでそこで今回出た問題の対策とスーツの開発をしっかりと行いたいと思います。

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