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  • TRS tommy

メンテナンス(リアアーム編)

シーズンオフなのでメンテナンスネタを少し紹介していきたいと思います。


12月30日に京葉スピードランドでパッセンジャー体験試乗会をやらせてもらったのですが、ピンポイントにその日だけ大雨&極寒で大変なことになってしまいました。

それでも乗ってみたいという方が何人もいらっしゃったので、ずぶ濡れでもマシンを持って行って良かったなと思っています。



雨の走行の後、一番大変なのは清掃です。

今回は特に酷く汚れてしまったのでまずは全体の洗車から。


錆びやすいところはグリスやシリコンスプレーなども使い綺麗にしていきます。



普段の走行後も脚周りはとくにチェックする部分ですが、今回はちょうど良いタイミングなので徹底的にバラしてチェックします。


ボールジョイントは非常に重要な部分なので、傷や動きを一つ一つしっかり確認します。

ホームセンターで売っているようなものとは違い、しっかり力を入れないと動かないぐらいの「硬さ」がある精度のものです。チャタリングやブレの原因になるので傷はもちろん指で力を入れずに動いてしまうようなら要交換です。

アーム類は皆さんが想像するよりもずっと細いと思います。

一番右にあるのは10-12mmのメガネレンチです。


サスは問題なさそうなので今回は清掃のみとしました。昨年セイクレッドグランドでOHおよび内部パーツをリファインしてもらっています。

リア脚周りのパーツ一式はこのような感じになります。

もちろんディスクブレーキ周辺も分解できるのですが写真を取り忘れました。


組み上げたイメージはこのような形になります。

皆さんが思うよりシンプルな形状・構成だったのではないでしょうか。

ディスクブレーキと並行に伸びるアームはエンジンマウントに接続され、ドライブチェーンのアジャスターを兼ねています。

フレームに搭載する時は、乗車状態でロアアームが地面と並行に、アップライトはフレーム下面と並行になるように設定します。シンプルなので調整は難しくありませんが、ホイールを13インチから14インチに変更したりする場合はアーム自体を交換しないといけない場合もあります。

オフシーズンは普段みれない部分のネタを中心に紹介していこうかと思っています。


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